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第18回受賞作品 令和7年

最優秀(宮城県知事賞)
― 残り柿 ―

雪が降る朝。残っている柿の上にも雪が積もっていました。(藤島 純七)

審査員講評
初冬の雪景色でしょうか、まだ艶やかな柿に降り積もった淡雪。
まるで雪帽子をかぶっているかのように可愛らしく感じました。
まさに日本の情景が表現された素晴らしい作品でした。

優秀(財団理事長賞)
― 黎明 ―

早朝の釜房湖(佐藤 幸一)

審査員講評
夜明けまもない山間地と朝霧に包まれた一帯が川辺の水面に映り込み、素敵な作品になりました。

優秀(県森連会長賞)
― 銀河の森 ―

小さな森のため池に写り込んだ空の雲と森の林、沼の水面に浮んだ落葉がまるで夜空に輝く星空のように見えました。(髙橋 達也)

審査員講評
山間の池に映り込んだ蒼い空と森林。水面に散った数々の落葉が満天の星空のように輝いて見えました。幻想的な銀河の世界を想像させられる傑作品でした。

入選 ― 森からの清流 ―

森林に蓄えられた水は、湧き水や小川となって山を下り、川へと流れる。この水は昆虫や動植物にとって不可欠な命の源であり、人々の暮らしにも潤いを与えます。(相沢 開)

審査員講評
きれいな渓流に見られるミヤマカワトンボですね。倒木の小枝にすがる姿が素敵です。水面の漂いも清らかで神秘的な作品となりました。

入選 ― 親子で夏の大冒険 ―

森の中のアドベンチャー(麻生 ゆき)

審査員講評
森の中に造られた高さある吊橋。その橋を渡る姿を見ているだけで緊張感をおぼえます。豊かに生育した森林と共存し、親子で大冒険を楽しんでいる姿に感銘しました。

入選 ― 年迎え ―

樹齢700年以上といわれている丸森町の「大イチョウ」の木、保存会の方がしめ縄の架け替えを行った。集まった地域住民が見守る中、来年も良い歳を迎える事ができますように。 (石原 三雄)

審査員講評
年に一度のしめ縄のかけ替えをしている人々。それを見守る地元住民と伝統行事の光景が、見事に表現された作品でした。

入選 ― 夜桜並木 ―

夜桜見物に、脇を走る電車、遠景には蔵王連峰が夜の闇に彩りを添えていた。 (中野 好太郎)

審査員講評
ライトアップされた一目千本桜,とても綺麗ですね。走り去る電車のヘッドライトと窓明かりの光跡が、周辺の景色を効果的に引立て、素敵な雰囲気を演出しました。

入選 ― 懐しさ満ち足りて ―

加美町の陶芸の里ゆ~らんどにて。初めて訪れこの古民家に出会った瞬間、中にあるであろう囲炉裏を囲み気の合う仲間達と飲み明かしたくなる―そんな懐しさいっぱいの光景(齋藤 正道)

審査員講評
茅葺の古民家。暖炉裏で燻した白煙が屋根から立ちのぼる光景に、日本の風情を感じました。沢山の薪が四方に重なり合って、どこか郷愁に浸る思いになりました。

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